特殊注文(IFD/OCO/IFD-OCO)
前回の記事『特殊注文『STOP/STOP-LIMIT/TRAILING』のやり方(方法)』の続きです。『STOP/STOP-LIMIT/TRAILING』を理解したうえでご覧ください。
IFD(イフダン)注文
同時に二つの注文が出来ます。組み合わせは多いので全て説明は出来ませんが、単純な方法としては指値で売買する注文です。
例えば下記の例だと『127万円で買って』1万円上がった『128万円で売る』という注文ができます。
逆の売り(売って買う)ももちろん、STOPと組み合わせると損切り用の注文も同時に出来るので、寝ロングや寝ショートをする時の保険としても使えます。
引用:IFD(イフダン)はIf Doneの略で、一度に2つの注文を出して最初の注文が約定したら2つめの注文が自動的に発注される注文パターンです。
OCO(オーシーオー)注文
上記のIFD(イフダン)はは同時に2つの注文を出しますが、OCO(オーシーオー)はどちらかの注文が通ったら、もう一つの注文がキャンセルされる注文方法です。
下記の画像の例では、127万円で1ビットコインを買い、ロングポジションを持っていたとします。
1万円上がったら売り、5千円下がったら損切りをしたいと思ったら、下記のように注文します。
- 左側:1万円上がったら指値で売り
- 右側:5千円下がったら指値で損切り(トリガー価格に達したら発動)
引用:OCO(オーシーオー)は One-Cancels-the-Other orderの略で、2つの注文を同時に出して一方の注文が成立した際にもう一方の注文が自動的にキャンセルされる注文パターンです。
IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文
上記で説明したIFDとOCOを組み合わせた注文方法です。
ここまで来るとかなり複雑に思えますが、IFDとOCOが使えれば考え方は単純です。
上記のOCO注文では、既にポジションを持っていた状態での決済予約注文でした。
IFDOCOは、買い(売り)から決済注文まで同時に出すときに使います。
下記の画像では、
- 上:128万円で1ビットコインを買い
- 左:1万円上がったら129万円で売る(もしくは)
- 右:127万6千円まで下がったら127万5千円で損切り(トリガー価格に達したら発動)
という注文が同時に出せます。
ビットフライヤーは重くて注文が遅延することが多々あるので、上記の3つの注文方法を覚えておくと、スムーズに取引できるようになるので便利です。
引用:IFDOCO(イフダンオーシーオー)とはIFDとOCOの組み合わせで、IFD注文が約定した後に自動的にOCO注文が発注される注文パターンです。
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